交通事故にあったとき、加害者から「警察を呼ばずにここで示談しましょう」と言われることがあります。
その場では「早く終わらせたい」「大ごとにしたくない」と思ってしまうかもしれません。
でも、現場で示談すると後で大きく後悔することが多いんです。
1. 痛みは後から出ることが多い
事故直後は緊張やショックで痛みを感じにくいものです。
数日後になって首や腰が痛くなる「むち打ち」などはよくあります。
👉 示談してしまうと、その後に治療費を請求できなくなる可能性があります。
2. 保険が使えなくなることも
交通事故では「警察の事故証明」がないと保険が使えません。
現場で示談して警察を呼ばなかった場合、治療費や慰謝料を保険でカバーできなくなることもあります。
3. 本来もらえる補償がなくなる
治療費のほかにも、
- 通院の交通費
- 仕事を休んだ分の補償(休業損害)
- 慰謝料
など、受け取れる補償があります。
👉 現場で示談すると、これらが一切受け取れないこともあります。
4. トラブルになることも
口約束だけの示談は、後から「そんなこと言っていない」とトラブルになるケースが多いです。
まとめ
事故にあったときは、どんなに軽い事故でも 現場で示談はしないことが大切です。
- 必ず警察を呼ぶ
- 事故証明をもらう
- 体に違和感があれば医療機関を受診する
この3つを守ることで、後悔せずに安心して治療を受けられます。
