交通事故からしばらくして「肘がしびれる」「感覚が鈍い」といった症状が出ることがあります。見た目に異常がなくても、神経や関節にダメージがある可能性があるため注意が必要です。
なぜ肘がしびれるのか?
- 神経の圧迫・損傷
肘の内側を通る「尺骨神経」や、首から腕に伸びる神経が圧迫されている可能性があります。 - むち打ちによる神経症状
首の損傷が原因で腕や肘にしびれが広がることがあります。 - 関節や靭帯の損傷
衝撃で肘関節や靭帯を痛め、神経や血管に負担がかかる場合があります。
放置するとどうなる?
- 感覚が鈍くなり、日常生活に支障が出る
- 握力低下や指先の動きが悪くなる
- 慢性的な神経障害に進行する可能性がある
すぐにやるべきこと
- 整形外科を受診する
レントゲンやMRIで骨や神経の状態を確認します。 - 症状を詳しく伝える
「事故から何日後にしびれが出たのか」「どの範囲がしびれているのか」を正確に医師へ伝えましょう。 - リハビリ・物理療法を受ける
整骨院や接骨院で神経の回復を促す施術を受けると効果的です。 - 無理を避ける
長時間のデスクワークや腕の使いすぎを控え、安静を心がけましょう。
✅ まとめ
交通事故後に肘がしびれるのは、神経や首・肘の損傷が原因の可能性があります。放置すると悪化することがあるため、早めに病院で検査を受け、リハビリを取り入れて回復を目指しましょう。
