夜間や郊外の道路を走行していると、突然動物が飛び出してくることがあります。シカやイノシシ、イヌやネコなどとの接触は、ドライバーにとって避けられないケースも少なくありません。
では、もし動物と接触してしまった場合、どのように対応すべきでしょうか?
1. まずは安全確保
- 慌てて急ハンドルや急ブレーキをすると二次事故の危険があります。
- 接触してしまった場合は、路肩に停車してハザードランプを点灯し、周囲の安全を確保しましょう。
2. 動物の状態を確認
- 小動物(イヌやネコなど)の場合:動いている場合は近づくと噛まれる恐れがあるので注意。
- 大型動物(シカ・イノシシなど)の場合:人に危害を加えることがあるため不用意に近づかない。
3. 警察への連絡
道路交通法により、道路上に障害物がある場合は警察への通報義務があります。
動物の遺体や負傷動物が道路に残っている場合、事故につながるため必ず110番通報しましょう。
4. 車両保険や修理について
- 動物との接触による損害は、車両保険(一般条件)で補償対象となるケースが多いです。
- 保険を使うかどうかは修理費や免責金額、等級への影響を考えて判断しましょう。
5. ケガをした場合は受診を
ハンドル操作で体をひねったり、急ブレーキで首や腰に負担がかかることがあります。
「動物とぶつかっただけだから大丈夫」と思っても、あとから痛みが出るケースがあるため、整形外科や整骨院での診察を受けることをおすすめします。
まとめ
動物との接触は突然起こるため完全に避けるのは難しいですが、
- 安全確保
- 警察への連絡
- 車両保険の確認
- 体のケア
を忘れないことが大切です。
「小さな接触だから大丈夫」と思わず、事故後の対応をしっかり行うことが、自分の安全と周囲の事故防止につながります