LOADING

症状別ページ SYMPTOM-SPECIFIC PAGE

1. はじめに

交通事故に遭ったあと、治療のために「接骨院」と「整形外科」のどちらに行けばいいのか迷う方は多いです。
名前は似ていますが、実は役割やできることが大きく違います。ここでは、その違いをわかりやすく解説します。


2. 整形外科とは?

  • 医師が診療する医療機関
  • レントゲン・MRI・CTなどの画像検査が可能
  • 骨折や脱臼などの診断・手術ができる
  • 診断書を発行できるため、保険請求や後遺障害の認定に必要

👉 交通事故直後は整形外科の受診が基本です。診断を受けることで、事故との因果関係を証明できます。


3. 接骨院とは?

  • 柔道整復師(国家資格)が施術する施設
  • 骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷の施術を得意とする
  • 電気治療、手技、温熱療法、ストレッチなどで回復をサポート
  • 自賠責保険を利用すれば窓口負担なしで通院可能

👉 特に、むち打ち症や打撲による慢性的な痛みに強みがあります。


4. 大きな違いをまとめると

項目整形外科接骨院
担当医師柔道整復師
診断書発行できる発行できない
検査レントゲン・MRIなど可能不可
得意分野骨折・脱臼・外科的治療打撲・捻挫・むち打ち・リハビリ
保険利用健康保険・自賠責・労災など健康保険・自賠責・労災など
治療スタイル薬・注射・手術も可能手技・電気・リハビリ中心

5. 両方をうまく活用するのがベスト

  • 整形外科で診断・定期的な検査を受ける
  • 接骨院で日常的な施術やリハビリを続ける

このように併用することで、

  • 正確な診断と証明
  • 痛みの改善と機能回復
    の両方をカバーできます。

6. まとめ

  • 整形外科は「診断・検査・手術」が得意
  • 接骨院は「リハビリ・痛みの改善」が得意
  • 両方を組み合わせることで、交通事故後の早期回復と保険面での安心を得られる

👉 事故後はまず整形外科、その後のリハビリや痛みの改善には接骨院をうまく利用しましょう。