交通事故は毎日どこかで起こっていますが、「実際どれくらい多いのか」「どんな事故が多いのか」を数字で見ると、意外な発見があります。ここでは、最新の傾向を簡単にまとめました。
📊 年間発生件数と傾向
- 警察庁の統計によると、日本全国での交通事故件数は年間約30〜40万件。
- 2004年頃をピークに減少傾向が続いていますが、高齢ドライバーや自転車の事故は依然多いです。
- 歩行者や自転車の事故割合は約2〜3割を占め、安全確認不足が目立ちます。
🧓 高齢ドライバーの増加
- 65歳以上の運転者が関わる事故は全体の約2割以上。
- 特にブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故が問題視されています。
🚲 自転車関連事故
- 自転車が絡む事故は、交差点での出合い頭が圧倒的に多いです。
- スマホ操作やイヤホンを使用しながらの運転も増加傾向。
🕒 事故が多い時間帯
- 朝8時前後と夕方16〜18時に集中。
- 通勤・通学や夕暮れの視認性低下が影響しています。
🏙 発生場所の特徴
- 市街地の交差点付近がもっとも多い。
- 信号無視や一時停止不履行など、基本的なルール違反が原因の大半です。
🏥 事故のケガの内訳
- 軽傷(打撲・擦過傷など)が約6〜7割
- 骨折などの中等症が約2〜3割
- 重傷(後遺障害リスクを伴うもの)は**数%**程度
💡 数字から見える教訓
- 基本的な交通ルールを守ることが事故防止の近道
- 高齢者や自転車、歩行者の安全対策が重要
- 朝夕の通勤・通学時間帯は特に注意
🏥 整骨院からのメッセージ
交通事故は「自分には関係ない」と思いがちですが、誰にでも起こり得ます。
万が一事故に遭った場合は、痛みが軽くても早めの受診が大切です。むち打ちや打撲など、放置すると後遺症に繋がることがあります。